waseda rugby fan

早稲田大学ラグビー部のファンの日記です

何か足りない

昨日の青学戦、61対13で勝利しました。

試合会場は群馬の敷島公園。赤城おろしの吹きすさぶ中、

前半風下の早稲田はキック処理(蹴る方、受ける方双方)

に悩まされ、なかなか思うように前へ進めません。

青学は良く早稲田を研究してきており、多用する近場の

短いパスへ反応良くプレッシャーを掛け、二重ラインを

引いた攻撃では前を走るデコイランナーに目もくれず、

迷わず後ろのラインの選手にタックルに行くなど(浅い

ラインのため、タックルされてしまう)早稲田の攻撃が

寸断されていました。

それでも後半、リザーブから出場した吉村選手の風上を

活かしたキックによるエリアマネージメントと、FW・

BK間のコミュニケーションを促すことにより、早稲田

らしいテンポが復活。

後半は青学を0点に抑え、勝利することが出来ました。

本日、明治が今年気をはいている筑波に快勝しました。

見ていると、FWの1人目の選手がボールを持って

突き進む推進力と、その後ろから入る2人目・3人目

の選手のフォローの速さ・強さが早稲田の選手を上回って

おり、筑波の選手は早稲田戦の時のようにボールに絡め

ませんでした。

早稲田は1人目がガツンと行くのですがフォローがワン

テンポ遅く、孤立するケースが多くてノットリリースの

反則を取られることが多いです。

スクラムは8人の固まりを意識して取り組んでいるよう

ですが、ラックへの集まり・働きかけやモールディフェ

ンスにおいても「固まり」を意識してほしいと思います。

次戦はいよいよ帝京戦、吉村選手がメンタルの部分を

意識してチャレンジしていきたいとコメントしていま

したが、「チャレンジ」という言葉が出たことに、

謙虚に精進する姿勢が感じられ頼もしく感じました。