waseda rugby fan

早稲田大学ラグビー部のファンの日記です

辛勝 筑波大戦

昨日行われた筑波大戦、

21対14で勝利、おめでとうございます。

昨年は55対22(勝利)でしたから、本音ベース

では少し物足りない感じです(トライは今年は

3つ、長田キャプテンと河瀬選手。昨年は8つで

FWとBKが半分ずつでした)。

「まさか負けないよね」とノーサイドまでドキ

ドキでした。

そういえば昨年の試合は河瀬選手が10番をやって

いました。

戦術としては前2戦、立大戦と日体大戦を踏襲した

ポッド戦術(数人の選手でユニットを作り、パスで

連携して展開していく戦法)でした。

1人の選手が走ってボールをパスしていくよりも

速く展開できるというメリットがある一方、

ポッドが配置されるのでパスの行先が分かりやすい

点や前へ押し出す力がないと機能しないデメリット

があります。

そのデメリットの点を筑波大はしっかりと突いて

きました。

筑波の選手は素早く1人か2人でポッドに対応、

その後早稲田が展開しても人が余りません。

早稲田は筑波の強い接点圧力で球出しに時間が

かかり、ハンドリングミスも発生。早稲田らしい

テンポある攻撃をさせてもらえませんでした。

より接点の強度が増す帝京・明治戦を控える中、

ポッド戦術の危うさを体感出来たことは収穫だと

思います。

そして前半、河瀬選手が自陣から80m独走し、

初トライかという場面で、フォローの選手が遅れた

ことはこの試合最大の反省点です。

相手も研究してくるし必死ですから、そうそう

自分たちの思うようにいくはずはありません。

どのような厳しい状況になっても冷静に、ひた

むきに、課題を修正して早稲田らしいテンポを

上げていけるか、「試合巧者 早稲田」の真骨頂

がこれからの戦い求められます。

長田キャプテンの皆を鼓舞する気を吐いた

プレー、そして河瀬選手(MVP)の突破力は

素晴らしかったです。

(私的には歴代早稲田のFBで、河瀬選手は

No.1と思っています)